東京科学大
東京科学大学と農研機構は、食と健康の分野における連携を強化するための連携を強化するための協定を締結した。共同研究の推進や研究成果の普及、研究者と教員の研究交流など5項目で連携していく。2029年3月31日までを有効期限として、終了の申し出がない限り1年ずつ期間を延長する予定。
東京工業大学(現:東京科学大学)と農研機構は2019年にバイオと工学分野を中心とした提携をしてきた。昨年、東京工業大と東京医科歯科大学が統合して、東京科学大が誕生したことに伴い、医歯学領域でも両者は力を合わせていく。
食による健康寿命の延伸や医療費の削減、食と健康産業の拡大による食品産業の成長にも貢献していきたい考え。2者は研究で得られた知見をビッグデータとして活用して、農業・食品産業分野の持続的発展に寄与する。
共同研究の推進と研究成果の普及、研究交流・人材育成、情報の共有・相互発信で協力する。東京科学大と農研機構の理事長が指名する構成員から成る「連携会議」を設置することも可能とした。