旭川市立大学(旭川市)は1日、新学部「地域創造学部」の設置が認可されたと発表した。地域創造学科が設置され、インフラや防災を学ぶ「地域デザインコース」と経営戦略やファイナンスを学習する「アントレプレナーシップコース」に2年次から分かれる。定員は100人。
学習できる専門基礎科目にデザイン志向やプロダクトデザイン、プロトタイピングなどの「PBL基礎」、デジタルデータシステム、情報処理、情報技術基礎といった「データサイエンス基礎」、地域製造概論やアントレプレナーシップを勉強する「地域創造基礎科目」がある。
卒業後の進路として、地域デザインコースは総合建設業や情報関連産業、公共交通事業者、アントレプレナーシップでは、製造業や販売業、金融機関などが想定されている。取得可能な資格に「社会調査士」「中小企業診断士」「統計検定」などを挙げた。