四国大学(徳島市)は2日、29日付で新学部「デジタル創生学部」の新設が文部科学省から認可されたと発表した。来年4月から同学部にデジタル創生学科を設け、デジタルイノベーションとメディアデザイン、AI・情報システムの3コースを学生に提供する方針だ。
3コースのデジタルイノベーションは、データ分析を行った上で活用方法を学び、人と社会をつなぐIoTエンジニアへつなげる。メディアデザインは、実写映像の製作技術を養いVR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使った最先端の表現方法を体得してデジタルクリエイターを目指す。AI・情報システムでは、プログラムなどの知識を知り、コストとセキュリティを意識したシステム構築技能を学習する。
デジタル創生学部は入学定員100人とし、古川キャンパス(同)に置く。卒業後の進路として、プログラマーやデータサイエンティスト、映像クリエイターが想定されている。取得可能資格に、「上級情報処理士」「上級ビジネス実務士」や「ウェブデザイン実務士」などを挙げている。