学校法人学習院は、創立150年となる来年4月から学習院女子大学・大学院を学習院大学・大学院に統合すると発表した。学習院は1日、大学に「国際文化交流学部」、大学院に「国際社会科学研究科」と「国際文化交流研究科」がを新設する。
学部には国際文化学科と国際コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科が設置される。定員は国際文化学科が140人、国際コミュニケーション学科は170人、英語コミュニケーション学科が45人。
日本文化学科は日本文化の造詣とグローバルや視野を身に付けることを目標に掲げる。国際コミュニケーション学科は世界と日本を詳しく学び、グローバル感覚とコミュニケーション能力の習得、英語コミュニケーション学科は高度な英語力と国際教養を体得して、世界で活躍できる学生育成を目指す。
国際社会科学研究科は入学定員6人で、グローバル社会が直面する課題を知識やデータに基づいて分析する思考力や創造力、国際的視野を身に付ける。国際文化交流研究科では、国際文化交流の専門家に必要な「アートマネジメントプログラム」など4プログラムが用意され、行政やNPO、企業などで活躍できる人材育成を目標とする。