官庁通信デジタル

KANCHO TSUSHIN DIGITAL

官庁通信デジタル

BUNKYO DIGITAL
立命館大・パナソニック・草津市が連携 共同で持続可能な地域社会実現

立命館大学とパナソニック、草津市は先月、ウェルビーイングと地域活性化の協定書を締結した。住民の幸福感や生活の質を高めることに主眼を置いたまちづくりの展開を図る。3者は協力して強みと資源を生かして、地域社会が直面する課題の解決を進めていく。

協定は人口減少社会でも活力ある地域社会を維持する「持続可能な地域社会の実現」と、住民の幸福度、健康寿命の延伸などを推進する「地域住民のウェルビーイング向上」、産業創出、雇用機会の拡大、既存産業の活性化といった「地域経済の活性化」を目指す。

3者は電動アシスト自転車や外付け機器の技術を活用した交通インフラの実証実験、パナソニックと立命館大の研究を融合、次世代リーダー・専門家の育成により市が抱える課題の解決に取り組む。

市のまちづくり基本方針「『こころ』育むまち」「『笑顔』輝くまち」「『暮らし』支えるまち」「『魅力』あふれるまち」に沿って、3者は学びや健康、防災など8テーマを設けている。

同大らは今後について、「定を通じて、より一層の連携深化を図り、地域社会の持続的な発展と、ウェルビーイング向上に貢献していくことを共有し、豊かな未来構築に向けて歩む」としている。