日本私立学校振興・共済事業団は8日、私立大学などを対象とした今年度の入学志願動向の結果を公表した。短期大学の受験者、入学者、入学定員など全ての項目で1割程度減少している。一方で、定員充足率や志願倍率は前年度から上昇していた。
調査によると、受験者数は3万4652人(前年比11.4%減)、入学者数は2万8086人(同10.2%減)だった。一方で、志願倍率は0.93倍で前年度から0.03ポイント増加し、入学定員充足率は73.78%で3.63ポイント大きくなっていた。
定員充足率は全ての規模別区分、地域で100%を下回った。充足率が高い地域は京都88.51%が最大。大阪88.30%、広島84.17%と続いた。