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実践女子大 2026年から「食学部」新設 3年連続で新たな学部

実践女子大学は2026年4月から、日野キャンパスに「食科学部」を新設すると発表した。昨年の「国際学部」、今年の「環境デザイン学部」に続いて3年連続の新設となった。これに伴い、生活科学部食生活科学科が廃止される。

食科学部は「食科学科」と「管理栄養学科」の2学科編成。定員は185人で食科学科の食デザイン専攻が75人、健康栄養専攻が40人、管理栄養学科は70人。

食デザイン専攻は、原料加工から食品として流通するまでをカバーし、食の基礎知識を学ぶだけでなく、おいしさを形にするデザイン力を身につけるため、ビジネスやマーケティング、食文化などを多角的に研究する。

健康栄養専攻は、栄養学や食品学をベースに、個々の健康づくりから、栄養指導、アスリートのサポートにつながるスポーツ栄養学、食育の分野などを学ぶ。女性の活躍の場を広げることが期待されている。

管理栄養学科は、管理栄養士国家資格取得を目指す専門性の高い学科で、病院や地域で命を支える食と栄養のプロフェッショナルを育成していく。e-ラーニングも利用するなど最新の教育環境を整え、医師や管理栄養士など経験豊富な有資格スタッフが指導に当たり質の高い教育を行うという。