中央大学は11日、2027年4月から経済学部を現在の4学科から「経済学科」と「社会経済学科」の2学科に再編すると発表した。冷静な思考力と温かい心、国際的な視野を備えた経済人を育成することを目標とする。再編前後で定員数は変わらない。
経済学科には「経済政策コース」と「国際経済コース」、社会経済学科には「社会経済コース」と「地域・マネジメントコース」を設ける予定だ。
経済学科は、ミクロ・マクロ経済学をベースに理論を学び、理論とデータを駆使して政策提言ができる分析力を養う。社会経済学科はミクロ・マクロ経済学だけでなく、マルクス経済学や歴史、経営まで幅広く学び、諸問題の最適解に挑む実践力を身に付けられるという。
経済学科は入学定員542人、社会経済学科は520人とする見込み。