日本大学のホームページより
日本大学は詐欺容疑で逮捕された重量挙部前監督がだまし取った5000万円超を申し出のあった被害者に返金したと発表した。「痛恨の極みであり社会に対し深くお詫び申し上げつとともに、厳正に責任追及を行っていく」とコメントしている。
日本大は昨年7月、前監督と同部の幹部が納金を免除している奨学生から入学金や授業料などを徴収する違法行為を行っていたと発表。奨学金制度の対象である入部予定者の保護者に、「納付金の免除は2年目からである」など虚偽の記載をした案内と請求書を送付していた。金銭は私的に使用していたことが発覚している。
手続き中の2人を除いて、被害を受けた保護者ら62人に5433万1430円の返金を完了していると伝え、「不祥事を長年発見することができなかったことについて重く受け止めている」としている。