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大妻学院 新学長に屋敷和子氏 学院卒業生で初

屋敷和子新学長

大妻女子大学などを運営する大妻学院は理事長の退任に伴って先月28日に、新たに屋敷和子氏を新理事長へ選任した。任期は2029年度の最初に行われる定時評議員会まで。同学院が運営する学校を卒業した初の理事長となった。

大妻氏は1978年に同大短期大学部英文科を卒業。日本航空に入社後、神戸空港所長や成田空港支店長などを経て、2016年からJALスカイの代表取締役社長に就任。17年から大妻学院の理事に就任し、23年6月から同学院の常任理事として活躍している。

屋敷理事長は「創立者の大妻コタカの理念である『女性の自立のための女子一貫教育』を礎に、社会において指導的役割を果たせる女性を育成する実践教育を進めてきた」とし「これからも女子総合教育機関として社会の変化に的確に対応し、社会の負託に応えられるよう精一杯取り組み、学院の発展に尽力したい」と力を込めている。