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新スパコン「MASAMUNE―弐」を公表 1秒で4000兆回計算可能 東北大

MASAMUNE―弐イメージ図

東北大学は29日、新たなスーパーコンピューターシステム「MASAMUNE―弐」を発表した。新材料や素材の研究に特化した日本で初のスーパーコンピューターだ。来月から7年間の運用が予定されている。

MASAMUNEの名前は、初代仙台藩主である伊達政宗に由来する。2018年から稼働している「MASAMUNE―IMR」の後継となる。1秒に4000兆回の計算が可能で、これは通常の過程にあるパソコンの約6000倍の速度だという。

同大の久保百司教授は「国内の発展や安全に貢献することが第一の目標だと考えている」と述べ、「カーボンニュートラルやレジリエンス国家の構築、効率的エネルギー創造に貢献したい」と訴えている。