大学や短期大学の代表者から構成される「就職問題懇談会」は、学生の適切な就職活動につなげる通知書を全国の大学と企業に送った。懇談会は「キャリア教育を含む学校教育の充実と学習環境確保への対応をお願いします」とした。
通知は今年3月21日付。就職・採用活動の企業広報を2026年度は3月1日以降とし、選考開始時期を6月1日からと定めた。正式な内定日を10月1日とすることを企業に求めている。だが、就業体験や自身の能力の見極めを目標とする「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」の参加者の採用活動について、日付の制限を設けないとしている。
また、企業が「ワンデーインターンシップ」と称する会社説明会について、インターンシップではないことを周知する必要性を指摘した。業務説明の場であるインターンを理由とした授業の欠席は認めないことが望ましいとしている。