学校法人ノートルダム女学院は25日、京都ノートルダム女子大学(京都市)の来年度以降の学生募集を停止すると発表した。少子化により定員を下回る状況が続いていたという。在校生が卒業するまで、教育や進路支援を続けていく。同法人が運営している小学校と中学、高校は運営を継続する。
京都ノートルダム女子大は1961年に開学。「徳と知」をモットーに関西のメーカーや金融、観光など幅広い業界に卒業生を輩出してきた。中村久美学長らは「今後は、全ての学生が卒業するまでしっかりとした教育を提供し続けるとともに、充実した学生生活を送ることができるよう、教職員一同軌を一にして万全を期してまいります」としている。