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自転車運転 高齢者の健康に貢献 ドライバーでないほど効果大 筑波大

筑波大学

筑波大学の角田憲治(つのだ・けんじ)準教授は先月20日、高齢者の自転車利用が健康寿命の延伸に貢献すると発表した。運転をしない人ほど健康に貢献できると確認されている。英学術誌のオンライン版に掲載されている。

中山間地域である笠間市で暮らす高齢者6385人を対象に自転車の利用量と要介護化、死亡との関係性を2023年まで10年間調査した。また、13と17年時点で、自転車の使用状況を「非利用」など4項目に分けて健康との関係性を調べている。

その結果、2013年時点で自転車を使っていた人は、非利用者よりも要介護化と死亡リスクが低かったと判明した。さらに、車を運転しない人ほどリスクが小さくなったという。非運転者では、継続的に自転車に乗っている人だけでなく、使い始めたばかりの人の危険性も低下していると認められている。

角田准教授は「高齢者の自転車利用は健康と寿命を伸ばしている」と評価。今後は、電動アシスト機能のある自転車の健康状態への影響を検証する予定だとしている。