新潟科学技術学園が運営する「新潟工業短期大学」（新潟市）は31日、2026年度以降の学生募集を停止すると発表した。在学生の就職や教育支援は継続する。卒業後の証明書発行には支障のない体制を整えていく。

新潟工業短大は1968年に、北都工業短大として開学。82年に現在の名称へ変更して「実学一体」を建学の精神としている。自動車整備を学ぶ「自動車工業科」と「自動車工学専攻科」を設置しており、県内の自動車関係会社などに毎年100人程度の人材を輩出してきた。

同学園の杉原多公通（すぎはら・たくみち）理事長は「このたびの決定について、何卒ご理解たまわりますようよろしくお願いいたします」としている。