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2人以上の共食 食の種類や摂取量が増大 大阪公立大

大阪公立大学の渡辺祐希研究生らのグループは26日、共食人数と食事摂取量の関係を調査したところ、2人以上の共食でエネルギーや栄養素の摂取量が多くなると発表した。米や肉、油脂、果物などを多く摂取していると明らかになっている。同日付の国際学術誌「ニュートリエンツ」に掲載された。

先行研究で大学生などの若者は、一緒に食事をする人数が増えると摂取量も増大すると報告されている。だが、高齢者を対象とした研究は少なく、食品の種類ごとの量がどのように変化するのかは分かっていなかった。

グループは愛知県日進市の64~65歳の男女約7000人を対象としてアンケートを実施した。その結果、エネルギーや栄養素の摂取量は2人以上で食べている時に多く、米類や肉類、野菜類などをたくさん摂っていると認められた。共に食べる人の数が大きくなることで、多種類を大量に食べると確認されている。

渡辺研究生は「誰かと一緒に食べることに関するエビデンスを構築することで、効果的な共食につながる場を創出できる」と説明。「健康的で持続可能な環境づくりの推進に貢献するため引き続き研究を進めていく」とコメントしている。