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三菱UFJ  金融商品適合性チェック支援AIアプリを導入 日本IBMや順天堂大などが開発

順天堂大学

日本アイ・ビー・エムと順天堂大学、グローリーは、脳の認知機能を推定する「金融商品適合性チェック支援AIアプリ」を開発した。三菱UFJ信託銀行の池袋支店など6店舗で運用を開始するとしている。

順天堂大は2018年から認知症などの脳神経疾患がある患者と健常者への臨床実験を基に、認知機能を推定する人工知能(AI)を開発した。3者でAIアプリを構築して、三菱UFJ信託銀で試験運用をして有用性を確認している。

高齢の利用者からは「シンプルで分かりやすい」や「楽しみながら使える」などの声が上がっていたという。

3者は「全国の金融機関向けにAI アプリの導入支援サービスの提供を開始し、導入を推進する」とし「お客様の認知判断能力の状態に応じて安心して金融商品取引が行える社会の実現に向けて貢献したい」と力を込めた。