和歌山市、南海電気鉄道㈱、事業構想大学院大学の3者は、和歌山市域の未来を担う人材育成及び共創による新価値創出を目的として23日に「共創シティ・サスティナブルわかやまプロジェクト研究」を発足した。地域を引っ張る人材を育てるだけでなく、参加者の交流の場としても役立てたい考えだ。
共創シティ・サスティナブルわかやまプロジェクト研究では、和歌山市域の地域資源を生かしたアイデアを考えて、具体的な事業構想計画を策定する。人が集まる拠点として機能させることで、企業間連携を加速させて地域や企業に気づきや変革を生み出したい狙いがある。
プロジェクト研究では事業構想大学院大学のカリキュラム要素を活かした講義と有識者から得られる知見が事業構想を支援する。参加対象は和歌山市職員や一般、企業、社内の中核を担う幹部候補などだ。
期間は2024年1~9月まで、計20回を予定しており時間は半日ほど。研究員は12人を予定している。定員を超える参加者がいた場合には、選考を実施する。費用は無料。11月2、14、20日に説明会をオンラインで開催する予定。