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千葉科学大 新学長に藤本氏 3学部体制を堅持

新学長の藤本一雄教授

千葉科学大学(銚子市)は先月、東祥三学長が今年3月末で退任し、新たに藤本一雄(ふじもと・かずお)教授が就任すると発表した。任期は1年。

藤本氏は東京工業大学の博士課程を修了後、同大の人間環境システム専攻助手として勤務。千葉科学大の図書館長や入試広報部長、学務運営部長などを歴任した。今年度から副学長を務めている。専門は地域防災学。

千葉科学大は経営状況の悪化から、現在の薬学部と4学科を除いて、看護学部の看護学科と危機管理学部の危機管理学科のみの2学部2学科体制とした公立化が検討されている。

新学長の発表時に、大学は「私立大学として3学部体制を維持し新学長を中心とする新体制のもと、『人を助けたい』という人のための大学として国内外から入学する学生に教育を実践する」と表明している。