東京科学大学
東京科学大学は23日、ダイヤモンド量子センサーの研究成果を実用化する「Quantum Zero」(クォンタムゼロ)とエクササイズによる呼吸運動の変化を可視化するアプリを開発する「Vitalizar」(ビタリザ)に初めて東京科学大学認定ベンチャーの称号を授与した。
東京科学大学認定ベンチャーは同大の研究成果や人的資源を活用できるかを審査した上で、称号を提供する制度。認定されれば、大学が主催するイベントでの登壇の機会や活動スペースの支援を受けられるという。
Quantum Zeroの藤崎伊久哉代表は「多くの人のお役に立てるという期待と未来に胸を膨らませながら成長させていきたい」とコメント。Vitalizarの大石裕代表は「社会のヘルスケアに少しでも寄与したいという思いで、全力かつ柔軟に取り組んでいきたい」と意気込んでいる。