学研が運営する「学研の家庭教師」は8日、受験予備校「ニチガク」の閉鎖で影響を受けた生徒・講師に対する救済支援を提供すると発表した。高校生や既卒者に対する無料の指導や職員に対する仕事の提案をするとしている。
学研は高校1・2年生に今年3月末まで最大8回(960分)、高校3年・既卒者に4回(360分)の無償指導を提供する。さらに生徒へのオンライン自習室の開放などの支援を検討しているという。講師・スタッフには、正社員や派遣、アルバイトといった働き方の業務を案出する予定だ。
学研は「安心して学べる環境を提供すことで、生徒らを全力で助けたい」としている。