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福井高専、未来社会デザイン工学科を新設 5学科を1つに 専門探求・情報融合コース設置

福井高専のホームページより

福井工業高等専門学校(鯖江市)は2026年4月から、現在の5学科を「未来社会デザイン工学科」の1学科に集約すると明らかにした。さらに、専門分野を深く学ぶ「専門探求コース」と高度情報技術を学習する「情報融合コース」を設置する予定。2年進級時にコース分けされるという。

福井高専は現在、機械工学科と電気電子工学科、物質工学科、環境都市工学科、電子情報工学科の学科を設けている。それを、未来社会デザイン工学科にまとめて、その中で機械系、電気電子系、材料・生物系といった5系統に分ける。

定員は200人を想定している。情報系以外は専門探求コース30人と情報融合コース10人の定員を設け、情報のみは専門探求コースのみとする。

福井高専は「社会変革の原動力となるAI、IoT、データサイエンスといった高度情報技術教育を充実させて『総合知』を創出できる人材の育成を効果的に行うことを目的とする」としている。