スポーツメイト
スポーツテック企業のユーフォリアは18日、学生向け練習記録アプリ「スポーツメイト」を発表した。学生の練習効率を高め、スタッフなどの指導を支援してより高いパフォーマンスにつなげる。
スポーツメイトは練習の記録をチームで共有できるアプリ。今年6月に先行リリースを行い、20競技の100チーム以上に利用されているという。練習ノートをデジタル化して、選手の気付きや指導者の負担軽減につなげている。
アプリでは記録だけでなく、怪我のリスクのお知らせ、エネルギー状態の可視化も行えるという。また、チームで記録を共有することでグループ内の意思疎通が活性化する効果があり、学年・ポジション別で記録を振り返ることも可能だとしている。
日本文理大学(大分県)の江頭郁代コーチは「選手一人ひとりの練習の取り組み方や、練習後の満足度など走りを見るだけでは分からない内面の様子が分かるようになり、選手とのコミニュケーションがとりやすくなった」と評価。「選手同士も刺激を受けあい、モチベーションアップにつながっている」とコメントしている。