東京大学の山田弘司教授
自然科学研究機構の核融合科学研究所(岐阜県)は16日、吉田善章所長が来年3月で任期満了となり、次期所長に東京大学の山田弘司(やまだ・ひろし)教授を任命したと発表した。任期は2025年4月から4年間。
山田教授は東大学大学院の博士課程を87年に修了後、名古屋大学や核融合科学研究所(同)、東大で教授などとして勤務。20年からは東大の教授として働き、昨年まで先端エネルギー工学専攻の専攻長を務めた。専門は核融合学とプラズマ科学。
学外では文部科学省の科学官や日本学術振興機構の専門研究員としても活躍した。