宅建試験を行う不動産適正取引推進機構は26日午前9時30分に、試験の合否や判定基準を公開した。機構によると、37問以上の正解が合否判定の基準だ。全国260会場で24万1436人が受験した。合格者数は4万4992人で、合格率は18.6%。
試験結果の総括表を見ると、合格率は都道府県別で高知が最も高く20.4%(合格者142人)。東京20.3%(同1万299人)、山口19.9%(同302人)と続いた。職業別では不動産業が3割強で最多。金融業、建設業と続きそれぞれ1割弱だった。学生も1割強受験している。
今年度の試験問題や合否の基準、合格者の受験者番号などは同機構のホームページ(https://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html)で公開されている。