左から)慶応の本間、林、清原
東京六大学野球秋季リーグは10日、明治神宮球場で行われた。慶応大学が早稲田大学に2―1で勝利。勝てば早大は48度目のリーグ優勝だったが、勝ち点4となり早大と明治大学が並んだ。12日午後1時に優勝決定戦が行われる。試合後、慶大の堀井哲也監督は「昨日と変わって苦しい試合だったけれども、選手が1つになって勝ち切れた」とコメントしている。
早大は一回、前田の適時打で先制。慶大は本間の安打で四回に追いついた。その後、八回一死一、二塁林の犠打で1点を追加。継投した竹内、小川、広池、渡辺和と渡辺憩捕手のバッテリーが早大打線を抑えた。
試合後に涙を流した清原は「監督や家族みんなに対してありがとうという気持ちが込み上げてきて泣いてしまった」と振り返った。「周囲からの注目は力になった」と語り、この先の進路について「明日以降にしっかり考えたい」と話した。