堀井哲也監督
東京六大学野球秋季リーグは9日、明治神宮球場で第9週の試合が行われ、慶応大学が早稲田大学に９－１で勝利した。首位の早大は明日の慶応戦で勝利すれば優勝だが、負ければ明治大学との優勝決定戦が行われる。
慶応は一回に吉野の適時打で1点を先制。四回に本間の二塁打で1点を追加し、六回にも清原の3号本塁打で加点した。その後も、5点を取って圧勝。先発投手の渡辺和は早大打線を4安打に抑える活躍をした。
慶応大の堀井哲也監督は「明日は新たな気持ちで接戦をものにしたい」と力を込めた。清原は「大学野球人生最後になるので、すべてをかけて明日にのぞみたい」と意気込んだ。自身の本塁打について「一生の思い出になる」と話し、晴れの舞台で力を発揮できる理由について「父親のDNA」と笑いを誘った。