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福島医大 附属病院を30年に新設 「再整備基本構想」を発表

福島医大の公表資料より

福島県立医科大学は先月30日、附属病院の解体と新設を行う「再整備基本構想」を発表した。今年竣工から37年を迎えた病院棟を再整備する。入院可能人数や外来数を減らす一方で、手術室は増やす。新病棟は2027年から建てはじめ、30年に完成させる。その後、旧病棟を取り壊す予定となっている。

コンセプトは「環境の変化に適応し進化する大学病院」。医療提供と教育・研究、病院経営の視点から構想を定めた。26年までに構想や設計を病院関係者らの意見を基にかためていく。

再整備後の個室病床数は最大716床、手術室は機能を向上させて12~15室作る。1日の外来患者は1500人を想定して進めるという。福島医大は「常に最先端の医療、教育、研究を追求し、県民に還元し続ける大学病院を目指す」と説明している。