埼玉大学は31日、新たに女子学生入学枠の設置と教養学部の定員を40人増やし、「共生構想専修課程」を新設すると発表した。教育学部では「共生ダイバーシティ社会の担い手づくり」を目標とするとしている。大学院にも「ダイバーシティ科学専攻」を設置する。
埼玉大学は工学部の「機械工学・システムデザイン学科」で7人、「電気電子物理工学科」に7人、「情報工学科」6人の計20人の女子枠を設ける。さらに、教養学部に新課程を作り心理学とジェンダー研究に力を入れて、共生社会の実現に貢献できる人材を育てるという。
また、教育学部の入学定員を60人減らし、大学院に定員10人のダイバーシティ科学専攻を設立する。