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アーチェリーの古川高晴が引退 東京五輪で2つのメダル 「後輩育成とアーチェリー普及に取り組む」

(左)古川⾼晴(右)近畿⼤学体育会洋⼸部の⼭⽥秀明監督

近畿大学職員でアーチェリー日本代表の古川高晴が、25~27日に開催される全日本ターゲットアーチェリー選手権大会を最後に現役引退すると発表した。今後は同大体育会洋⼸部のコーチとして人材育成に励むという。

古川は「若い選⼿たちに代表の座を譲り、指導者として集中するよきタイミングだ」と表明。大学や指導者、家族らへの感謝を語り、「東京五輪でメダルを2つ獲得できたことは印象深い」とコメントしている。

今後について、後輩の育成とアーチェリーの普及活動に取り組むとし、「近畿⼤学で練習を続ける学⽣たちには、素晴らしい環境の中で⼤きな夢を持って努⼒してほしいと願っている」と力を込めた。

古川は同大の経営学部を卒業後、ロンドン五輪で銀メダル、東京2020五輪で団体で銅、個人で銀メダルに輝いた。パリまで6大会連続で五輪に出場している。