新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と横浜国立大学は30日、スタートアップ創出支援や人材育成の覚書を締結した。横浜国立大のベンチャー創出や環境整備を強化し、NEDO主催のイベントに同大から優先して人材を受け入れる。NEDOの大学の起業家支援は19校目。神奈川県に本部のある大学では初となる。
締結内容は起業家支援の有識者「NEDOカタライザー」の派遣と機構が実施する大企業とスタートアップのマッチング支援、ワークショップなどのイベントに同大の人間を優先的に受け入れる。
両者は「研究開発型スタートアップが次々と誕生し成功事例を積み重ねていくスタートアップエコシステムのさらなる裾野拡大やイノベーション創出環境の整備に貢献する」としている。