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福島大の准教授 セクハラで10日間出勤停止 「性的意図は確認できないが、学生に嫌悪感」

福島大学ホームページより

福島大学は17日、同大准教授が学生に行った肩をもむや叩く行為をセクシャルハラスメントと認定した。教員は出勤停止10日の懲戒処分を同日付で行った。三浦浩喜(みうら・ひろき)学長は「いま一度、基本に立ち返ってハラスメント防止に対する意識を持たなければならない」としている。

准教授は「身体的接触は、緊張を解きリラックスさせる、元気づけるなどの目的で行った」と説明。学生は「身体的接触に嫌悪感を持っていたが、顧問である被処分者との関係性が悪くなることを恐れ、明確に拒否の意思を示すことができなかった」としている。

福島大は性的意図が確認できないと判断。一方で、学生にその意図を説明しておらず、同意も得ていなかったことから、接触は学生に嫌悪感を抱かせるものでセクシャルハラスメントに当たるとした。