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京セラと北大 降雪地帯を安定走行できるミニカーを開発

北大とKCCSが開発したミニカー

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と北海道大学は5日、雪上を走行できるミニカー規格の車両を共同開発して走行試験に成功したと発表している。無人で走行するミニカー規格の試験は国内初で、昨年12月から開始していた。

KCCSの担当者は「雪上走行については、2022年度から北海道大と取り組んできた。新たに公道走行が可能な車両を開発することで、走行環境に合わせた車体のチューニングなどが可能になった」と説明。「今回、雪上および降雪環境での走行を実現し、公道走行への道が拓かれた」と述べている。