文教速報デジタル版

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台風接近数11個で平年並み 台風5号は統計開始から東北地方の北から上陸 統計開始から3つ目 気象庁

気象庁は25日、今年の台風の速報値を発表した。それによると、台風の発生数は26個、日本への接近数は11個で平年並み。上陸数は2個で例年より1個少なかった。台風5号が1951年の統計開始以降、東北地方の太平洋側から上陸した3個目の台風となったと報告している。

同庁によると、ペルー沖の海水温が上がるエルニーニョの影響で今年7月まで台風が発生しづらく平年の半分程度であった。だが、8月以降は作用が小さくなり、最終的には例年と同程度の数で落ち着いた。

台風の進路予測の差について、1日先で72キロ、3日で150キロ、5日で420キロだった。3日先の予報精度は1997年の発表開始から最も高精度な結果となっている。