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中田敦彦と茂木氏がユーチューブで対談 「当たり前になったら変わらない」「日本の経済再生が第一」

中田敦彦のYouTube大学

人気ユーチューブチャンネル中田敦彦のYouTube大学は4日、自民党の茂木敏充幹事長を招いて対談を行った。同日に総裁選への出馬を表明した茂木氏は動画内で自身の経歴と今後の日本について語った。一般的な家庭で育つ茂木幹事長が、政治家となり現在までに感じてきたことを話している。

茂木氏は自身が政治家になった経緯について、政治を中から変えたいと考えていた時に声がかかり政治家になったと説明。一般的なサラリーマン家庭の育ちで地盤、看板、鞄(かばん)はなかったが、選挙で必死に訴える中で反応が良くなったと紹介した。「時の風を感じる選挙を何度か経験した」としている。

1993年から始まった細川政権が瓦解していく様子を見て、「永田町の論理」や「霞ヶ関の主義」は理解する必要があると思ったと主張。だが、「それが当たり前になったら変わらない」と話している。

安倍政権で経済再生担当大臣を務めた際に、ライドシェアができないなどといった「岩盤規制に穴をあけ切れなかった」と述べ、「日本経済の体力がなかなかつかないことが、10年の日本の問題だ」と話した。

2021年に岸田政権が誕生し、岸田総理から幹事長のポストを任され、旧統一教会や政治資金の問題がでたりした中で大変であったとコメント。総理になったら、「特に日本の経済を再生することが第一としたい」と力を込めている。